麦穂5月号巻頭言 新しいことが始まります 主任司祭 細井保路
2022/5/3
新しいことが始まります 細井保路(ほそいやすみち) 復活祭後に新しく始まることを3つお知らせします。 まずは嬉しいお知らせから。この春助祭に叙階された仙台教区の高木健太郎さんが、神学院から毎週来てくださることになりました。楽しい1年になりそうです。 2つ目は、平日のミサの時間の変更についてです。幼稚園の行事と重なるたびに時間を変更したり、お休みしたりしていましたが、なるべく変更がないように、次のように決めました。 月曜日 7時/ 木曜日 10時/ 金曜日 7時(ただし初金は10時) 3つ目のお知らせは、木曜日に新たに講座を始めることです。毎週木曜日のミサ後、つまり10時半から1時間、入門講座と典礼講座を開きます。第1、第3木曜日は入門講座、第2第4木曜日は典礼講座です。それぞれ年間15回ぐらいできると思います。 入門講座は、初めてキリスト教に触れる人のためだけではありません。各自の信仰の再確認の意味で気軽に参加してください。将来的には、入門講座を担当してくださる方が増えることを夢見ています。 典礼講座は、実際にミサのときなどに役割を担当しない人にも典礼に関する知識と理解を深めてほしいという思いから開設しました。夏までは、聖体奉仕について、9月からは、今度の待降節から始まるミサの式文の一部変更についての解説をいたします。聖体奉仕については、新たに聖体奉仕者として働いてくださる方たちだけでなく、より多くの人に深い理解をしていただくために聞いてもらいたいと思います。 講座というと堅苦しいイメージがありますが、何も準備せずに気軽に参加してください。申し込み手続きのようなものもありません。出席をとるような性質のものでもないので、都合のいいときだけ顔を出すというのでもかまいません。私たちの信仰生活に伴う習慣や感情は大切なものではありますが、それを裏打ちするための背景や理由を知ることも大切です。信仰にも情報は大事だということです。将来的には、聖書講座や、神学的な本を一緒に読むような講座も順次計画しています。 初回は、入門講座が5月19日、典礼講座が5月26日です。