2018年・防災訓練を振り返って
2018/8/19
防火防災担当 8月12日、約100人の参加で防災訓練が実施されました。今年の取り組みは、聖堂から園庭までの避難訓練・水消火器による消火訓練・寄贈された介護型車いすの理解訓練でした。 このうち、消火訓練について説明します。今年5月に金沢消防署を訪れ、職員指導による消火器訓練を依頼したところ、8~9月は、様々な訓練が予定されていて難しいとのことでした。その代わりとして、水消火器の無料貸出しと自主的訓練を勧められました。 そして、7月になると横浜では、高温の日々が続き、金沢消防署も熱中症対応のための救急出動で多忙だったようです。 私は、こうした訓練に参加したことはあるけれど、運営した経験はなく、信徒の皆様に迷惑をかけずにわかりやすい進行ができるだろうかと不安でしたが、結果としては、林神父様の応援があり、スタッフと協力して実施できて安堵しました。 訓練は、3人づつ4回で、12名が操作できました。一回目は、ベトナムなどから来日している皆様、二回目は男性たち、三回目は女性たち、四回目は中学生たちが実行しました。消火器を扱う前に、あらかじめ自分の避難経路を確かめておくことなども説明できました。 また、金沢消防署職員に、過度の負担を求めずに自主的に進められたことは、私たちの自信になったと思います。 大地震が発生した時、消防職員・警察職員・市区職員は、重要任務や大被害が発生した場所を優先的に取り組み、軽度な被害に対しては、できる限り、その場にいる人々が自主的に取り組まなければならないということを、私たちは既に学んでいます。 私たちの訓練は、安直に見えますが、基本的なことを繰り返し行うことが、いざという事態には役に立つでしょう。 繰り返しの訓練を通して、自主的で協力的な意識が醸成され、臨機応変な活動能力を身に着けることが大切なことと思い、振り返りました。